平成27年度特別展 京都画壇・鈴木派の隆盛
期間:平成27年11月12日(木)~平成28年1月11日(月)
※11月11日(水)、1月13日(水)は臨時休館となっております。
明治時代の前半、絵画の頂点であった京都画壇において、赤穂ゆかりの画家、鈴木百年とその息子松年を中心とした鈴木派は、一大勢力を成し、一時代を築き上げました。鈴木派には、今尾景年、久保田米僊、畑仙齢に松年を加えた百年四天王をはじめ、現在の相生市出身の西田竹僊なども在籍していました。また、松年の弟子には、女性として初めて文化勲章を受章した上村松園がいます。
百年は、弟子に対して細かく教える方ではなく、画風も各人好きな絵を描かせたと言われています。そのためもあって鈴木派の画風は、特定の様式にとらわれることのない独自のもので、四条派・岸派・狩野派・土佐派・文人画などの様々な要素が取り込まれた魅力ある作品が描かれました。
本展では、京都画壇で活躍した鈴木百年・松年とその弟子達の作品を借用し、紹介いたします。
入館料 :大人300円 小人150円 各種割引あり
開館時間:9:00~17:00(入館は16:30まで)
休館日 : 毎週火曜日(祝日の場合 翌日が、休館日となります。)
場所:赤穂市立美術工芸館 田淵記念館